革靴を「湿った綿の布」で磨くのは正しい?

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情報サイト『All About』は、投稿者に靴好きが何人かいるらしく、興味深い投稿が多くて、いつも楽しみにみています。

先日、こんな投稿がありました。

《革靴を簡単にピカピカに保つワザ》
http://allabout.co.jp/gm/gc/61549/

「日頃の汚れ落しは湿った綿布で拭く」

というのがあったのですが、これは、革素材の見極めが出来ない人は止めておいたほうがいいと思います。
なぜなら、革の種類によっては水分でシミになったり、色が溶け出したりすることがあるからです。

色変化しやすいタイプの靴

色変化しやすいタイプの靴

特に原色系(ボルドーなどの赤系や薄い色)のムラ染め(グラデーションなど)は要注意!
色ムラの雰囲気や色のトーンが変わることがあります。

普段のお手入れなら、ブラッシングして年に1〜2回程度、保湿剤を入れる程度で充分。
それでも取れない汚れは、無理せずプロに任せたほうが安心です。

靴磨き用のスポンジがあまりオススメでない理由は、All Aboutの記事にあるとおり。

つや出し用なので、日頃のお手入れとしては、あんまりオススメできません。

ツヤが欲しいなら、市販の光沢剤を買ったほうがいいですね。


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