皆さん、お洋服を買ったとき、「洗濯絵表示」をご覧になっていますか?
どんなお洋服にも付いている、お洗濯方法を記載したタグです。
実は昨年12月より、国際基準に合わせて洗濯絵表示が変わりました。
変更時にTVでもニュースになっていましたので、ご存知の方も多いかと思います。
ところが、この新しい洗濯絵表示、ちょっと注意しないといけないことがあります。
今までの洗濯絵表示は、
「洗い方」
「温度」
「洗剤の種類」
の表記がありました。
「洗い方」は洗濯機のコースの選び方(通常/ソフト)と手洗いの3種類。
これは新しい絵表示にも同じマークがあります。
「温度」は数字で記載されていました。
これも、新しい洗濯絵表示では同じなのでわかりやすいです。
ところが、「洗剤の種類」の表記がなくなりました。
これ、しれ〜ッとなくなってしまったのですが、ご家庭でデニムやニットなどを洗いたい方にとっては大問題なんです。
何故かと言うと、普通の洗濯洗剤(トッ◯とかアリ◯ールとか)はすべて”アルカリ洗剤”。
このアルカリ洗剤、汚れはよく落ちるのですが、使用できる繊維が限られています。
「綿、麻、ポリエステルで比較的色落ちしないもの」以外は、アルカリ洗剤を使用してはいけません。
この話を友人にすると、大抵みんな「え〜〜っ!」と驚きます。
液体トッ◯でジーパンを洗っていたというツワモノもいました(笑)
アルカリ洗剤は汚れがよく落ちますが、弱点があります。
ひとつめは「色落ち」。
デニムなど、色落ちの激しいものには使えません。
デニムに限らず、濃色のもの(ブラウン、カーキ、ブラックなどダーク系の色)には使わないほうがベターです。
※逆に”色を落としたい”なら使ってもOK。
ふたつめは「生地のゴワゴワ感」。
タオルなどは柔軟剤をいれたら回復しますが、ニットは一度ゴワゴワになるとほとんど戻りません。
※ちなみに、タオルは中性洗剤で洗うとゴワゴワ感は緩和します。
みっつめは「生地の変化」。
アルカリはアクリルやウールなどの繊維を固くしたり縮めたりする性質を持っているので、毛玉ができやすくなったり、伸縮性が悪くなったり、肌触りが悪くなります。
…というわけで、洗剤の表示がなくなってしまったことは、結構大問題だと思うのですが。。。お洋服を長持ちさせたいなら、賢くなるしかありませんね^^;
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